「暮らすように織りを楽しむ・ハックレース」で夏の巻き物・その2

7/30/2019

さをり65(SAORI65) マフラーなど 手織り 綿・麻など

t f B! P L
暑中お見舞申し上げます
暑さ厳しいおり、皆様いかがお過ごしでしょうか?
生き物はもちろんのこと、パソコン・モバイル端末も暑さには気をつけてくださいね。

今回は単糸のハックレースのマフラー。
一時はどうなることかと思ったけれど、単糸のハックレースも好き(⌒▽⌒)♪
綿?単糸でハックレースのマフラー1

綿?単糸でハックレースのマフラー2
二枚目に、と選んだ糸がたまたま単糸でしてねぇ…。
「綿糸」ということだったし、燃やしてみても植物繊維だろうと思う。
火種は長く、勢いよく燃え(糸はラジペンで保持)、燃える匂いは紙と同じ。灰は白っぽい灰色でふわっとした感じ。
”繊維 燃焼試験”、”繊維 見分け”等で検索するといろいろ出てきて、なかなか楽しいよ。
この糸は手で切れるけど、すこし硬い感じ。
これでハックレースを織ったらどうなるんだろう???
と、のんきに取り掛かったのね ^^;

で、単糸の気質をすっかり忘れて経糸を巻き上げ始めたら、
まあ、なんということでしょう! 経糸にたくさんの木霊、じゃなくて毛玉が生まれてきたではありませんか…orz
白くて丸っこいのは同じなんだから、首振って鳴ってくれたらすっごく嬉しいのに…。

ハサミで毛玉をカットしながら巻き上げ(←毛玉の画像?あるわけない! 写す余裕もあるはずない…)は切れずに済んだ。
が、絡んだ糸を捌くのに気を取られてすっかり張り具合がおろそかに…。
そんなしわ寄せは、こういうことになるのね。
経糸の張り斑は織斑になる実例
緯糸が、弛んだ経糸に噛みつかれるのだな。
経糸張りは「慎重に、丁寧に」を心に刻もう…。

それでも織り進めば何とかなるのさ。
ハックレースの織り途中
織り上がりは、糊付けしたみたいに張りがあって硬い感触。

中性洗剤で洗ったあとの織り地は、こんな感じ。
単糸でハックレース織りのアップ

単糸でハックレース織り、踏み間違い有り
踏み間違えているのはご愛嬌 ^^;
うねうね具合がなんとも単糸らしくて、大好き(*^^*)
にしても、握ると軋み感があって硬さも残った。
光沢が増したのは嬉しい驚き♪
洗っているときの感触としては、レース糸に似ている。サマーセーターや夏向けのカーディガン、そんな編地が想像できる。

実際に使ってみた感想

  • 触れるとひんやりして気持ちがいい。
  • 洗い上がった直後のキシキシ感が無くなって、しなやかさが出てきた。
  • エアコンが効いた食品売り場では頼りない。蒸れないので夏向けのマーガレットに仕立てても良いかもしれない。
  • シワになりやすい。
房始末を巻き結びの切りっぱなし5cmにしたら、繊維が抜けてきましてねぇ~ ^^;
抜けてきた繊維は細く艶があり、ストレートではなくウェーブがかかっている。長さは4cmくらいかな。
1cmほどに切りそろえ直してみたら、抜けるのは落ち着いたと思う。

ところで、ほんとパソコンの背面を掃除機で吸うだけでも違います。
わかっているのにサボった結果、パソコンの排熱がものすごいことになっておりましてねぇ~。やっと筐体を開けて掃除しました。
ええ、そのホコリはまるでフェルトの帽子のようになっておりました…orz

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