はじめての千切り布♪

4/23/2018

さをり65(SAORI65) 手織り 道具・素材

t f B! P L
迷ったことをそのまま書いたので、長くなりました。
SAORI65に千切り布を付けた様子
組み上げてからここに至るまで、1週間…。
その迷い道、お暇でしたらお付き合い下さいませ。

SAORI65組み立て、つまずいたこと

其ノ一:経糸ローラーに紙管をクサビで止める

さをり65の経糸ローラーに紙管を固定する説明
これをね、何を勘違いしたのか「付属の固定金具を使い、なおかつクサビを使用する」というように解釈してしまった。
経糸ローラーに紙管をクサビで固定
これ↑が正解。

其ノ弐:千切り布を作る

さをり65の千切り布の説明
この通りに作ればいいものを、これを織り機に装着した姿が想像できなくてフリーズ…orz
千切り布といえば、
「織りおりの、ひと布で。」のkyokoさんが書いていらした。
千切布が欲しいのですが… と、今日は (〃ω〃)
この記事と
千切布のその後…と、さて…どうしよう?
この記事。
ありがとうございます。

コメント欄には帆布の号数等のお話があります。
増野織機さんのページも紹介してくださっています。

それなのになぜつまずく?
とお思いの方、そのとおりです。

帆布とは何ぞや?

まず「ほふって何?」から始まる。
「帆布」を「ほふ」とよんでいる時点で、布のことをわかっていない。
そして「手織り手紡ぎ工房」には
薄手の帆布など、平織りの丈夫な布
え? 
「ホフで薄いって何? ほふは厚いに決まっているでしょ???」
まずは帆布の勉強から。
帆布(はんぷ、英語: canvas)とは平織りで織られた厚手の布である。綿や麻や亜麻で作られる。古くはズック(doek、オランダ語で布の意)とも呼ばれた。 
Wikipediaより抜粋 
ここでギブアップ。
「平織りの丈夫な布」ということのみ意識することにした。
平織りの丈夫(そう)な布ということで、押し入れに眠っていた端ゴムの伸びたボックスシーツを解いて使うことにした。
このヒントをくださったのはSo-netブログのゆうチャンさん。
ゆうチャンの趣味の部屋」というブログで高機、十六枚綜絖の織り機などを自作なさっていらっしゃいます。
この方がシーツをお使いになられていましたので、パクら真似させて頂きました。

パイプ・織り付け棒ってどんなの?

増野織機さんと稲垣織機さんで千切り布&織り前布についてお勉強。
そして織りつけ棒のパイプ…。
ここで織付け棒とは、まずは「剛性」が求められるものであるということを今回はじめて知った。
これもkyokoさんの記事のおかげです。

去年切り取った笹竹を使おうかとも思ったのだが、仕上げが面倒そうなので(←(^^ゞ)、ホムセンから仕入れることにした。
最寄りのホムセンはカットサービスをやっていない。
なので、金属製という選択肢はない。
そりゃそうだ、このあたりの人らは自前でやる方がほとんどだから。
塩ビ管でもいいと何処かで読んだ記憶があるけれど、それは最終候補に。

で、いいのがあった♪
米ヒバΦ15mm×910mm。
これなら自分で切ることができる(*^_^*)
剛性に関しては、出たとこ勝負だね。
一応、真っ直ぐなものを選んでは来たんだけれど…。
織り付け棒を織り機の長さに合わせてカットしたもの
あ、いま誤字に気がついた…orz

千切り布の制作開始

やっとの思いで生地をカット。
ミシンが怖くて尻込みするも、避けては通れない。
ミシン目がガタガタだけれど、どうか愛ある眼差しで(^_^;)
千切り布の全景
幅:65cm×長さ:70cm程を二枚用意

千切り布を経糸ローラーに固定金具を通す部分
一辺を2cmで折り返して縫い、押え金具を通すところを作る

千切り布に織り付け棒を通す部分
反対側を10cm折り返して縫い、2cm幅づつ、5cmの切込みを入れる
布の中心を基点にしたので両端は2.5cm
これが吉と出るか、凶と出るかは…

千切り布を経糸ローラーにセットする
押さえ金具を千切り布に通し、ローラーにセットする

毛糸とじ針でタコ糸を通して結ぶ
毛糸とじ針でタコ糸を通して結ぶ

タコ糸で5箇所結ぶ
タコ糸で5箇所結ぶ
やっと一番上の画像の状態になった。

いや、長い闘いだった…。
もっとコンパクトにさっくり書こうかとも思ったんだけれど、それなら他にたくさんあるじゃない。
グチャグチャ悩みながらもどうにか作れるぞ♪
と、格闘したことを誰かに聞いてもらいたいだけだったのかもしれない…(⌒▽⌒)

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